☆「学力」を伸ばすのは“アナログ”です。

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最近では桐生でも「塾」を掛け持ちする生徒が増えてきました。

ベースとなる塾に在籍しながらも、苦手な教科を個別指導で補強したり英語だけは専門の塾でレベルアップを図ったり、個々のニーズに従って自由に行き来しているようです。
 
これはとても良いことです。なぜなら、生徒の理解力は教科によってバラつきが有るのは当たり前ですし、また個々の学力も固定化されているものではなく長い目で見れば大きく“変化”して行くものだからです。

桐生進学教室では以前から生徒の状況に合わせて他塾の講習会に参加させたり計算力向上のための教室に並行して通ってもらったりしてきました。

首都圏の小・中学生は、かなり以前からこれらのことを当然のこととして実行してきました。とある有名進学塾のための専門の補習塾さえ存在しているくらいです。

別の言い方をすれば、それは「成績の管理は自己責任」あるいは「成績の上がらない塾に義理立てする必要はない」と考えているからです。塾は、成績の変化に合わせて上手に使ってゆくべきものだからです。

桐生進学教室は「頭の良い子しか入れない塾」とか「レベルが高すぎてウチの子には到底無理」とか言われているようですが、興味や関心があるのでしたらぜひ一度通わせてみてはいかがでしょうか。まずは得意な教科の「単科コース」として。

確かに授業のレベルは高いですが、その難しい内容を易しく教えることができるところが、桐生進学教室の『指導力』ということになります。

☆ 「最高」の中の『最上』の指導

たとえば桐生進学教室の指導の1つに<夏の集中授業・英語特別指導>というものがあります。
これは早稲田大学国際教養学部教授の生井健一先生が、塾の生徒たちを教えるためだけにわざわざ桐生に来て5日間にわたって1クラスに対して毎日2時間ずつ英語の特別授業をしてくださる“特別な時間”のことです。

始まりは14年前の2007年の夏でした。
当時「母国語を英語としない国の子どもたちがちゃんとした英語=本物の英語を身につけるための指導方法」を研究していた生井先生からお話があり、正式に早稲田大学に文書を提出して『早稲田大学と桐生進学教室との共同研究』としてこの指導はスタートしました。(現在は先生のご厚意で指導が続いています。)

そもそも生井先生と塾長(私)とは学生時代に出会い、その後はそれぞれの思いを基に研究者と塾長という別々の道に進みましたが、交流は続いていました。
「英語の指導法・学習方法」については二人とも共通の考えを持っています。それは概略として表現すれば以下のように単純化されます。
①まずは母国語をしっかりと学ぶ。 ②しかるべき時期から英語は「第二外国語」として意図的に学ぶ。 ③その時に重視するのはまずは「文法教育」である。 ④それらの成果の上に「音声教育」を徹底して実践する。 というものです。
共同研究を私(塾長)と一緒にすることになったのは上記の①~③を私の塾がしっかりと指導していることを生井先生がご存知だったからです。

 生井先生は国際教養学部が創設される前は早稲田大学理工学部で英語を教えていました。ただ授業を受け持っていただけでなく、理系で海外留学を希望する学生のために当初からとても熱心な指導をされていました。
 塾で指導していただく「音声教育」は、もともとは先生が早稲田の学生たちに指導していたものを中学生用・短期集中授業用にアレンジしてくださったものです。

この塾での研究の結果は先生が「論文」としてまとめられて、その後アメリカの学会で発表されています。「 Kiryu-shingaku-kyoshitu 」の名前もアメリカの学会で報告されました。

生井先生の名前は文部科学省検定済「開隆堂 高校英語教科書 DISCOVERY Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 」の最後のページの一番上に<主筆>として記載されています。つまり教科書の執筆者(責任者)という仕事もされています。先生は早稲田大学国際教養学部教授として授業をおこなったり、海外への留学生のための推薦文(英文)を書いたり、大学の入試問題を作成したり、ゼミの学生たちの卒業論文の指導もしたりと、とても忙しい方です。それでも毎年の夏は最優先でこの塾の生徒たちの指導のために桐生に来てくださっています。塾生たちにとってこれ以上の『最高な体験』は無いと言えるでしょう。実際にこの指導の後で飛躍的に英語力が伸びた生徒が何人もいます。

この「特別指導」は生井先生がマレーシアの国立大学に招聘されて日本を留守にした1年を除いて毎年実施されています。対象学年は「中2」「中3」「高1」のいずれかで毎年2クラス分の指導をお願いしています。今年(2022年)の夏も、この指導が受けられることになりました。ありがたいことです。